酒粕・糀マイスター資格徹底解説

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良い酒粕の購入方法・保管方法

良い酒粕とは?

良い酒粕の購入方法・保管方法良質な酒粕はどこで購入できるのでしょうか?

そもそもそのためには、事前に良質な酒粕の定義を知る必要があるでしょう。良質な酒粕は、大量生産に向いた液化仕込み(酵素仕込みとも。米を蒸さずに液状に加工して酒粕を作る製法)や添加物、糖類の使用を避けて作られています。

それらを使う事で、もっと速く大量に生産することが可能なのですが、伝統的で手間のかかる方法を用いることで、酒粕の風味や本来の味わいを守ろうとするからです。

一般の方にはなかなか気づかないものの、通の方が食べたときは、大量生産品や添加物を含んだ酒粕には旨みが足りないということがよく言われます。

良い酒粕は、手間と時間をかけて仕込まれる分きれいに発酵し、それゆえに旨みやコクといった五感で味わう部分が優れているといいます。そういった酒粕に巡り合えたならば、きっと酒粕に対するイメージも変わっていくことでしょう。

どこで買えるか

そんな良質な酒粕はどこで購入出来るのでしょうか?

一部のスーパーでは販売されているものの、やはり製造方法に詳しく、こだわりのある酒屋や酒蔵で買うのが理想的です。

安価で、とにかく酒粕を探しているという場合はスーパーで売っている板粕でも十分ですが、よりこだわりを持って探す場合には、専門店である酒蔵などをあたってみましょう。

近所に無くても、最近はインターネット販売を行っている酒蔵も多く、ネットで検索して探す方法が効率的です。購入そのものは、一年中いつでも可能ですが、日本酒の新酒が出回るころには、新鮮で新しい酒粕が作られます

つまり、酒粕の旬は冬であり、主に年明けから春先までの酒粕がフレッシュで品質も良いものが流通します

最適な保管方法

酒粕の保存方法には何か注意点はあるのでしょうか?

酒粕は、お酒のように9パーセントほどのアルコールを含みます。このアルコール分による「静菌作用」があるため、雑菌が繁殖しづらい事が普通で、よほどの期間放置しない限り、腐りません

しかも時間の経過と共に熟成が進み、柔らかさや甘味、旨みといった成分が増えて色も赤みを帯びていきます。このため、熟成の酒粕を待つという方法もあるのですが、変色がなく、フレッシュな風味を求める場合は、常温で4ヶ月ほどが賞味期限とされています。

出来るだけ新鮮な風合いを保ちたい場合は、ジッパーなどに空気を抜いて保管し、冷蔵庫に入れるようにしましょう。冷凍庫に入れる事で、ほとんど熟成を止めることができるため、さらなる長期保管に適しています。

自然解凍で使用するため、保存の際は小分けにして密閉する方法が最善と言えるでしょう。


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